経営理念とは?経営に必要?

経営理念とは?経営に必要?【必要性や目的をわかりやすく】

2021.09.03

代表税理士 山中 恭平

結論:経営理念は経営者の経営に対する考えをシンプルに共有するために必要です。経営者の中にもともと存在しているものを言語化しただけです。
経営理念を掲げてうまく使うことが出来れば経営を円滑にすることができます。


経営理念とは?経営に必要?



経営理念とは?

経営理念と聞くとなんか堅苦しい印象を受けるかもしれませんが、その会社のミッションやこだわりと置き換えるとイメージしやすいかもしれません。
経営している以上、経営者には何かしら仕事に対する想いやこだわり、譲れない芯があると思います。経営理念とは、それをシンプルに言語化したものです。

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なぜ経営理念は必要なの?

経営者はもともとその考えが経営者の中にあるので、経営をする上であまりブレることなく仕事ができますが、一緒に働くスタッフはどうでしょうか?経営者の頭の中にある経営に対する想いやこだわりは、経営者がスタッフに話さないと伝わらず共有できません。もし経営者のこだわりがスタッフと共有できて、スタッフが共感してくれたらどうなるでしょうか?スタッフも経営者と同じような考え、こだわりを持って働くようになり、自分の分身が仕事をしているかのような形で組織を動かすことができます。そうなればチームワークが生まれ、全員が同じ方向を向いて経営が円滑に回ることが想像できると思います。
経営理念をうまく活用できれば、理念はスタッフだけでなくお客様にも伝わり、そのこだわりに共感したファンが生まれ、よりこだわりの商品を世の中に届けやすくなるかもしれません。
例えば製品の品質にこだわりを持った経営をしているのに、品質度外視でスピード重視の考えを持ったスタッフさんがいては、こだわりを維持できなくなります。スピード重視の考えを持つ方の考え方を経営者のこだわりに変えられれば、スピードより品質重視になり、こだわりが維持されます。それは結果お客様にも伝わることになります。理念が共有浸透できているとはこういうことです。
経営者の商品や仕事に対するこだわりを共有しやすくするために経営理念は必要だと考えています。経営理念がなくてもこだわりを共有できれば問題ありませんが、経営の芯をシンプルに言語化した経営理念があることでこだわりを共有しやすくなると思います。

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経営理念を作るとどういう効果があるの?

経営理念を作って活用する大きな目的は、働く人や世の中を理念で巻き込んで組織として行いたいことや広めたいことを、より広めやすくなることだと思います。経営理念を作ってうまく活用できれば次のような効果が生まれて、この目的を果たすことができます。
・スタッフの考え方が経営者と近くなり、全員が同じ方向を向いて円滑に仕事をすることができる。
・スタッフの行動が変われば、お客様に伝わる内容も経営者が伝えたい内容になってくる。
・採用するときに考えが近い方を集めやすくなる。
・経営の芯が明確になり経営のブレが少なくなる。
・経営の芯ができることでビジョンや戦略、戦術を検討する際の土台になる。
など、経営しやすくなるたくさんの効果が生まれます。

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経営理念はどうやって作ればいいの?

中小零細企業でシンプルに経営理念の効果を得たいのであれば、経営者の経営に対する考えを一行にまとめるだけでいいと思います。次のことを考えてシンプルに言葉にまとめてみてください。
・経営者の仕事に対するこだわり
・経営者が組織として世の中に提供したいこと
・経営者が仕事をする上で絶対譲れない芯
シンプルにまとまったら、その言葉である程度方向性が理解できるか考えてみてください。また、スタッフから「社長、この経営理念にはどのような意味が込められているのですか?」と聞かれたと思って、その理念について語ってみてください。しっかり語れればその理念を活用することができると思います。
シンプルにまとめた言語は捉え方によって広い意味を持つようになります。ですので、その一行に込められた想いや、その理念に基づいて具体的にどう行動するのかなど具体的な部分は理念とは別に共有できるように言語化しておかれるとよいと思います。行動指針などがそれにあたると思います。
色々な会社の理念を調べてみるのも言語化の参考になるかもしれません。ただマネをするのではなく、経営者自身のこだわりや経営者が組織として世の中に提供したいことを経営者の言葉で考えることが重要です。経営者が考えた言葉であれば経営者がその言葉に対する想いや芯の部分を働く人やお客様に語ることができ、その考えに共感してくれた方が集まってくれます。経営者が語れない経営理念は、経営理念の効果を得ることはできません。
ちなみに、私の事務所の経営理念は「会計で経営をおもしろくする」です。なんとなく会計を経営に活用していくのかなと想像はできると思います。この理念を決してブレない経営の芯として置き、何を考えるにしてもこの芯からブレていないか必ず考えています。この理念に込められた細かい意味やこだわりなど聞かれれば、うざいと思われるぐらい答えることができます。

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どうやって経営理念を活用すればいいの?

経営理念をうまく活用するために重要なことは共有と浸透です。経営理念自体は経営者の頭の中のこだわりや経営の芯を共有するための一つのツールでしかありません。スタッフに対して共有浸透させるためには、理念の深い意味を経営者が語る時間が必要です。理念が伝わる導線や語れる導線を用意してみてください。お客様に対しては、こだわりや芯が伝わるような商品設計など工夫してみてください。お客様は理念の押し付けだと引かれることもあるかもしれませんので、まず社内で浸透させて、お客様には間接的にこだわりが伝わるようにされるのがよいと思います。

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まとめ

経営理念は、経営の芯をシンプルに共有しやすくするために必要です。
経営理念は難しく考えず、経営者の中にもともとあるこだわりをシンプルに言語化してみてください。
作っただけでは意味がないので、しっかり共有できる仕組みを作ってください。
経営理念を作るのにお金はかかりませんし、うまく使えれば得られる効果も大きいものだと思いますので、是非作って活用してみてください。

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