クラウド会計ソフトfreee(フリー)をおすすめする理由【税理士が勧める】

2020.03.01

 

会計ソフトは結局どれがいいの?

クラウドの会計ソフトでfreee(フリー)って最近よく聞くけど何がいいの?

簿記の勉強なんてしたことないけど使えるかな?

 

確定申告など自分で会計ソフトを使ってみようと考えている方、

会計ソフトってたくさんあってどれにすればいいのか悩みますよね。

そもそも知識がないと比較も難しいと思います。

悩まなくていいように一種類、私からご提案させていただきます。

 

 

このコラムでわかること


・会計ソフトをどれにすればいいのかがわかる

・なぜ会計freee(フリー)をおすすめするのかがわかる

・簿記の知識がなくても確定申告書、決算書が作れるのかがわかる

 

私は税理士事務所に勤めている時に10種類ほど会計ソフトを使用した経験があります。

どの会計ソフトを使ったらいいか迷われている方、その経験の中から私は「会計freee(フリー)」をおすすめしたいと思います。

 

 

クラウド会計ソフトfreee(フリー)をおすすめする理由


 ・会計ソフトの理想とは何なのか理解する

 ・会計freeeが会計ソフトの理想に近いことを理解する

 ・料金を理解する

 ・簿記の知識がなくても会計freeeを使えるのか理解する

 ・自分で最後まで完成させられるのかを理解する

 

 

 ■会計ソフトの理想とは何なのか理解する

 

みなさんが思う理想的な会計ソフトってなんでしょうか?

税金計算や業績把握のために儲けの計算が必要で集計してくれる会計ソフトを使わなければならない。

できれば会計ソフトへの入力なんてしたくないのが本音ではないでしょうか?

会計ソフトへの入力はお金にもなりませんし、モチベーションが上がりませんよね。

入力しなくていいのが一番楽ですよね。

そう。これからの会計ソフトの理想は、「会計ソフトへの入力をしなくても勝手に入力してくれて確定申告書や決算書が完成している」ことなんです。 

ただ、残念ながら現状入力0で確定申告、決算書が完成する会計ソフトはありません。

 

 

 ■会計freeeが会計ソフトの理想に近いことを理解する 

 

会計freeeはこの会計ソフトの理想に現時点で最も近い位置にいると、多くの会計ソフトを利用した私は感じています。

 

例えば、

 ・請求書を作るだけで、会計ソフトへの入力は自動にされる

 ・通帳やクレジットカードの利用明細の情報をインターネットから引っ張り、自動で入力してくれる

 ・給与明細を作成したら、自動で会計ソフトへ入力してくれる

 ・レジの売上情報を自動で会計ソフトへ入力してくれる

 ・よくわからない減価償却の仕訳も自動で入力してくれる

など、自動で入力が完了する仕組みがあります。

※自動で入力をしてもらうには、適切な設定が必要です。

 

また、他の会計ソフトと比べても、メニューや構成がシンプルで口座連携の設定も他のアプリをかまさず会計freeeから直接簡単に連携可能で使いやすいです。

 

入力の手間を減らすための連携可能なクラウドツールも多いです。

連携可能なクラウドツールはアプリストアで確認可能です。

外部の開発者に対してもオープンですので、今後も連携可能なツールは増えていくでしょう。

 

クラウドツールですのでパソコンへのインストールが不要で、どこでも入力ができます。

パソコンが壊れてデータがなくなるなんてこともありません。

スマホアプリもあるので、スマホから入力をすることもできます。

 

 

 料金を理解する 

 

これだけのことができたら、さぞかしお高いのでは?と思いますよね。

個人事業用の一番下のプランであれば月1,000円ちょっと(※2020年3月1日時点)

で利用することができます。

 

最初にちょっと高い金額を支払って購入するという敷居の高さもありません。

 

 

 ■簿記の知識がなくても会計freeeを使えるのか理解する

 

会計ソフトと聞くと簿記検定をイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。

そう、会計ソフトを使いこなすには簿記(正しい儲けを計算する技術)の知識が必要不可欠なんです。

ただ、簿記の知識0でもある程度のところまではいけるのが、会計freeeです。

今までの会計ソフトと仕組みがちょっと違うんです。

その仕組みのおかげで簿記独特の仕組みがわからなくても使えちゃうのです。

会計freee以外の会計ソフトは基本的な仕組みはほぼ変わりません。

この点も会計freeeをおすすめする理由の一つです。

 ・簿記独特の左右(貸借)の考え方が入力の大部分でいらない。

 ・イメージしやすい勘定科目(取引の内容の分類のことです)のみわかっていれば使える

 ・うまく設定すれば、そもそも入力自体を少なくすることができる

といっても、簿記の知識が全くない状態で、100点のものを完成させるには、

会計freeeを使ったとしても難しいでしょう。

自動で入力をしてくれる設定を行うのも、正しい設定をするためには、簿記の知識が必要ですし、会計freeeの理解も必要になります。

事業の内容にもよりますが、80点ぐらいまでであれば自分でできるかもしれません。

入力に迷ったら、簿記の知識を調べることができる取引入力ナビというデータベースも会計freeeには用意されています。

知識0からのスタートでも、知識を補いながら自分の力で完結できるような工夫が随所にされているのも会計freeeの良いところです。

 

 

 自分で最後まで完成させられるのかを理解する

 

会計ソフトを使ってみたのはいいけど、最後まで作成できるのだろうか、これで合っているのだろうか。

不安になりますよね。 

正直簿記や税金の知識が全くない状態では、どんな会計ソフトを利用しても、その不安はなくなりませんし、100%正しいものを作るのは困難だと思います。

それは会計freeeでも同じです。

その不安を解消するには、税理士に指導してもらったり、中身をチェックしてもらったりする必要があるでしょう。

ちなみに間違ったままの申告書でも税務署は受け取ってくれます。

受け取る際に間違っているかどうかのチェックはしません。

間違っているかどうかがわかるのは税務署が正しい申告をしているのか調査に来たときです。

また税金が増える間違いは指摘されますが、減る間違いはほとんど指摘されませんので、間違えたまま提出すると、提出した時点で損をしていたり、いずれ損をしたりする可能性があります。

 

会計freeeのホームページを見ていると自分で簡単に全部できそうな錯覚を覚えます。

ここまで会計freeeを推しているとfreeeの回し者のように思われる方もいらっしゃると思うので書きますが、簿記や税金の知識がない方が全部自分で簡単に自動で作るのは現状無理です。

 

どうしても自分で入力をして100点のものを完成させたい場合は、簿記や税金を勉強するか、会計freeeが得意な税理士に導入指導をしっかりしてもらって、最後にチェックをしてもらうことが必要でしょう。

会計freeeを熟知した税理士が導入指導に入ることで、他の会計ソフトを使用するよりも入力時間は大幅に減ることでしょう。

減った時間は経営のために使いましょう。

クラウドツールですので、税理士との共有も楽に行えます。

会計freeeのアドバイザーに登録している税理士を税理士検索freeeから探すことも可能です。

 

>当事務所の経理支援はこちら

※当事務所は導入指導のみ、チェックのみのサービスはご提供しておりません。

 

 

まとめ


・会計freeeは、いろいろなものと連携し、入力の負担が少なく、会計ソフトの理想に近い

・料金も高くない

・簿記や税金の知識がないと100点は難しい。80点ぐらいまでならいける

 

>会計freeeはこちら

 

 

※当事務所は、会計ソフトは会計freeeのみを使用しております。

 お客様のことを考えるとお客様が使い慣れた会計ソフトに合わせるという方法もあるのですが、それではお客様の入力負担が減らず時代の流れに取り残されてしまいます。

 初めは覚えるのが大変ですが、入力の負担を最大限に減らせる会計ソフトが出てきた今、その流れに乗る機会をご提供することも重要だと考え一種類のみにしております。

 

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