開業資金、創業融資、お金を借りるときに考えること【税理士が伝えたい】

2020.03.02

 

開業したいけど、お金は借りるべきだろうか。

お金を借りてやっていけるだろうか。不安だ。

創業融資を受けたいけど、何から始めたらよいのかわからない。

開業を考えている方は、お金についてこのような悩みもっていませんか?

すでに事業を始められている方もお金を借りることについて少し考えてみましょう。

 

 

このコラムでわかること


・お金を借りるメリットがわかる

・お金を借りる不安から解消される方法がわかる

・お金を借りる前に何をしたらいいのかがわかる

 

融資を通してきた税理士が、開業時などお金を借りるときに考えることをまとめてみました。

 

 

開業資金、創業融資、お金を借りるときに考えること


・お金を借りることの意味を考える

・お金を借りる不安から解消されるために経営計画を考える

・お金を借りるためにも経営計画を考える

 

 

 お金を借りることの意味を考える

 

お金を借りるメリットを理解するために、お金を借りることの意味を考えてみましょう。

 

ケース1.お金を借りて必要な設備を整える

 ・お金の流れが設備を分割後払いで買ったのとほぼ同じ状態にできる。

 ・事業を早く始められて、事業の利益から利息とその分割後払い分を払えれば問題なし。

 

ケース2.お金を貯めてから必要な設備を整える

 ・いつ貯まって、いつ事業を始められるのか。

 ・お金が貯まったころにはライバルがたくさんいるかも。

 ・お金が貯まるまでの間に、借りて事業をやっていたらそれ以上にお金が貯まっていたかも。

 

お金を借りるということは、前倒しでやりたいことを実現できるということです。

売上から先に立つことはなかなかありません。先に支払いがあり、それが売上に結びついていきます。

ですので、何か新しい事業を始めるには、最初にある程度大きなお金が必要なのです。

 

自己資金があるからといって同じことです。借りずに自己資金を使うと、お金が思いっきり減ります。

生活費も必要ですし、経営は何が起こるかわかりません。お金があれば耐えられます。

創業融資を受ける上でも、決意という意味でもある程度の自己資金は必要になりますが、開業資金全額貯めてからの開業は現実的ではありません。

 

 

 ■お金を借りる不安から解消されるために経営計画を考える

 

お金を借りることの意味は理解していても、やっぱりお金を借りるのは不安ですよね。

私自身も独立するにあたってお金を借りましたが、不安が全くなかったわけではありません。

 

では、どうすればお金を借りるという不安から解消されるのでしょうか?

お金を借りることを不安に思う大きな理由なんでしょうか?

 

・事業が失敗して、お金を返せなくなったらどうしよう。

 

ここだと思います。ならここを解消してあげれば不安は解消されます。

この部分で不安に思う方はおそらく、事業が成功してお金を返せているイメージができていないでしょう。

事業はお金が複雑に動きます。頭の中の計算ではなかなか難しいです。

会計学を使った経営計画書や事業計画書、創業計画書をしっかり考えて作ることで、事業が成功してお金を返せている

イメージを持つことができます。

あとはそのイメージに近づけるために、計画を実現させるために、計画を確認しながらひたすら行動するだけです。

私自身も事務所の経営計画を作成して、将来のお金の流れをイメージできるようになったことで、お金を借りる不安を軽減しました。

 

>当事務所の経営計画の作成と運用支援はこちら

会話形式でどのような支援なのかイメージすることができます。

 

 

 お金を借りるためにも経営計画を考える

 

お金を借りる不安から解消された。では実際にお金を借りるにはどうすればいいのでしょうか?

あなたがお金を貸す立場だったらどうでしょう?

 

ケース1.いきなり何の資料もなく「〇〇円お金貸してください」とお願いされた。

 

ケース2.事業計画書を見せられ、

・売上がしっかりとした根拠に基づいて得られること

・売上を上げるためにかかる経費の根拠もしっかりしており利益が出ること

・〇〇円借りても返済に問題がないこと

・計画を実現させるために具体的にどう行動していくのか

などの、説明を受け、計画では〇〇円先にお金が必要なので、〇〇円貸してくださいとお願いされた。

 

どっちにお金を貸しますか?

もちろん後者ですよね。お金を貸してくれる人にはお金をしっかり返して行けることをアピールする必要があります。

それをアピールするためにも、経営計画書、事業計画書、創業計画書と呼ばれるものをしっかりと作成する必要があるのです。

そもそもケース2の説明をできない状態で起業をするのはリスクが高すぎます。経営を続けるには利益が必要だからです。

開業の判断のためにも計画書の作成は必要なのです。

計画書ができたら銀行に相談に行きましょう。

創業であれば日本政策金融公庫がおすすめです。

 

 

まとめ


・お金を借りると前倒しでやりたいことが実現できる

・お金を借りることが不安であれば、お金を返せているイメージを持つために経営計画書を作る

・お金を貸してくれる人を納得させるために経営計画書を作る

 

経営計画書や事業計画書、創業計画書と呼ばれるものを作ることで、お金を借りる不安から解消され、お金を借りるための説得材料にもなる。

毎月追いかける目標もできる。経営にとっていいことだらけですね。

 

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